歴史的偉業達成に期待がかかるサクソンウォリアー(提供:Racingfotos Ltd)
6/2(土)は東京・阪神の2場開催。1日正午の馬場発表は東京が芝ダートともに良、阪神が芝良・ダート稍重。2日の天候は東京が晴れ時々曇り、阪神が晴れの予報となっている。
■ディープ産駒サクソンウォリアー、英ダービー制覇なるか
日本時間24時30分に、イギリス・エプソム競馬場で英ダービーが行われる。注目はなんといっても日本生まれのディープインパクト産駒・サクソンウォリアーだ。クラシック1冠目の2000ギニーを無敗で制し、このダービーでも断然の人気に推されている。歴史的偉業達成なるか。
■宝塚記念の前哨戦・鳴尾記念
阪神11Rは鳴尾記念(GIII)。宝塚記念(GI)の前哨戦として位置づけられているレースだ。今年は、連勝中のトリコロールブルーと小倉大賞典の勝ち馬トリオンフに人気が集まりそう。他には、武豊騎手と久々コンビのマルターズアポジー、昨年のサマー2000王者タツゴウゲキなどが出走する。
■阪神5Rは今年最初の2歳新馬戦
12時15分発走の阪神5Rは、中央競馬における今年最初の2歳新馬戦。ここはエピセアロームの娘・シトラスノートに注目したい。父はロードカナロアで、2012年セントウルSの1着馬(母)と2着馬(父)の仔ということになる。初陣を勝利で飾れるか。
■最後のクラス再編成
今週からクラスが再編成され、降級する4歳馬が多数出る。条件戦ではそうした降級馬に是非注目したい。なお、この制度は来年の廃止が既に決まっており、今回が最後となる。
■東京5R、東の一番星はどの馬か
東京5Rは関東最初の2歳新馬戦(牝馬限定)。調教で良い動きを見せているダイワメジャー産駒ジョディーや、トロワゼトワルの半妹クイーンズテイストなどが出走する。
■東京11R・麦秋Sは降級馬が中心
東京11Rはダート1400mの麦秋S(1600万)。アンタレスS(GIII)で5着のユラノトをはじめ、ハットラブ、スピーディクール、トラストといった降級馬が中心となりそうだ。
■東京10R・稲村ケ崎特別にレッドローゼスなど
東京10Rは芝2000mの稲村ケ崎特別(1000万)。スピカS(1600万)・美浦S(1600万)で続けて2着に入っていたレッドローゼスが人気の中心になりそう。その他、このクラスを勝って降級のダノンキングダムや、エアグルーヴ最後の仔ショパンなどが出走する。
■小崎綾也騎手が区切りの勝利まであとわずか
小崎綾也騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は阪神で1鞍に騎乗。