前走叩いての上積み十分なパフォーマプロミス(撮影:井内利彰)
今年の日経新春杯で重賞初制覇となった
パフォーマプロミス(栗東・藤原英昭厩舎)。その後は休養を挟み、前走目黒記念が3着。ここを叩いて、宝塚記念(6月24日・阪神芝2200m)という予定通りのスケジュールで、ここまで順調そのもの。
今朝13日は戸崎圭太騎手が跨り、朝一番のCWコースでの追い切り。
レオナルドを追走する内容だったが、前半は少しちぐはぐなラップ。これは折り合いを欠いたというわけではなく、先行馬との間隔を考慮してのもの。むしろ、ちぐはぐラップにしっかり対応していたといってもよいくらい。
少し速めのラップだったが、コーナーになるとより
スピードが増して、そのままの勢いで直線へ。最後は内から追い抜こうとするも、
レオナルドの手応えも十分だったので、結果的に追い越すことはできなかった。
ただ、同入でゴールしており、時計は6F79.2〜5F65.4〜4F50.9〜3F37.2〜1F11.6秒。数字的には十分に動けているし、前走を叩いての上積みは十分。あとは最終追い切りをどのような内容でまとめてくるのか、そしてどんな動きを見せるのか。注目してみたい。
(取材・文:井内利彰)