安田記念、香港のブリッシュラックが快勝

2006年06月04日 17:00

 4日、東京競馬場で行われた安田記念(GI・芝1600m)は、B.プレブル騎手騎乗の3番人気ブリッシュラック Bullish Luck(セン7、香・A.クルーズ厩舎)が道中は中団の内を進み、直線で外に持ち出し末脚を伸ばすと、内から追い上げた10番人気アサクサデンエンに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。さらにハナ差の3着には8番人気ジョイフルウィナー Joyful Winnerが入った。1番人気に支持されたオレハマッテルゼは10着に敗れた。

 勝ったブリッシュラックは、父ロイヤルアカデミーII、母Wild Vintage(その父Alysheba)という血統の米国産馬。叔母に98年マルセルブサック賞(仏G1)を制したジュベニア Juveniaがいる。04年香港ゴールドC(香G1)でG1初制覇を飾り、翌05年にもスチュワーズC、チャンピオンズマイル(共に香G1)を制すと、安田記念(4着)にも参戦。その後しばらく勝ち星を挙げられずにいたが、今年のチャンピオンズマイルで連覇を達成しここに臨んでいた。通算成績43戦11勝(GI・5勝)。今回の勝利でアジアマイルチャレンジの該当レースを2勝したことで100万ドル(約1億1500万円)のボーナスも獲得することとなった。

 鞍上のB.プレブル騎手、管理するA.クルーズ調教師共に同レース初制覇。プレブル騎手はJRA初勝利も同時に果たしている。クルーズ調教師はサイレントウィットネスで制した05年スプリンターズS(GI)以来のJRA・2勝目。外国調教馬の優勝は、00年のフェアリーキングプローン Fairy King Prawn以来6年ぶりとなった。

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