ベルモントSを制し、無敗で米三冠を達成したジャスティファイ(C)netkeiba.com
今年の米三冠馬で6戦無敗のジャスティファイ(牡3、米・B.バファート厩舎)が、故障により現役を引退することがわかった。同馬は6月9日、アメリカのベルモントパーク競馬場で行われたベルモントS(G1・ダ2400m)を制し三冠を達成した後、球節に腫れが出て休養していたが、完調には時間がかかると判断され引退が決まった。
ジャスティファイは父Scat Daddy、母Stage Magic、その父Ghostzapperという血統。今年2月にデビューし、3戦目でG1のサンタアニタダービーを制し、一冠目のケンタッキーダービー(G1・ダ2000m)では1882年のアポロ以来136年ぶりの3歳デビュー馬によるケンタッキーダービー制覇。無敗での米三冠達成は1977年のシアトルスルー以来史上2頭目。米三冠は2015年のバファート厩舎の先輩・アメリカンファラオ以来だった。