産駒がJRA初出走を果たすスパロービート(写真は2008年桜草特別出走時、撮影:下野雄規)
今週末の新潟競馬で、南関東で活躍したスパロービートの産駒が、JRA初出走を果たす。デビューするのは8月26日(日)の新潟4R、3歳未勝利戦(ダート1200m)に出走するハーモニームーア(牡3、美浦・石毛善彦厩舎)。既走馬に混じってのデビュー戦となる。
スパロービートは父サウスヴィグラス、母ショウナンルビー、その父パークリージェントという血統。現役時代は川崎の高月賢一厩舎の管理馬。2008年9月の秋風スプリントから2009年5月のゴールデンスプリントまで船橋で6連勝を果たし、続くダートグレード競走の北海道スプリントCでも、ヴァンクルタテヤマの3着に入った。
引退後はアロースタッドで種牡馬入り。初年度産駒は2015年生まれの世代で、ハーモニームーアの他には1頭のみ。父と同じ高月賢一厩舎所属のグローリアスサード(牝3)が南関東でデビューを果たしているが、まだ初勝利は果たせていない。