現地時間20日、英・アスコット競馬場で行われたグローバル・スプリント・チャレンジ第3戦、キングズスタンドS(英G2・芝5f)は、J.フォード騎手騎乗の2番人気テイクオーバーターゲット Takeover Target(セン7、豪・J.ジャニアック厩舎)が、7番人気ベンバウン Benbaunを短頭差抑えて優勝した。勝ちタイムは59秒79(良)。さらに1/2馬身差の3着には14番人気ピヴォタルポイント Pivotal Pointが入った。
勝ったテイクオーバーターゲットは、父Celtic Swing、母Shady Stream(その父Archregent)という血統の豪国産馬。デビューから無傷の7連勝で04年サリンジャーS(豪G1)を制した。その後は精彩を欠いていたが、昨年12月にサマーS(豪G3)で久々に勝利を挙げると、今年初戦となったライトニングS(豪G1)を制し、前走のニューマーケットH(豪G1)でG1・3勝目を挙げていた。通算成績19戦12勝(重賞5勝)。
同馬はこの勝利でグローバル・スプリント・チャレンジ第1戦のライトニングSで獲得した10ポイントに加え、さらに10ポイントを獲得。現時点でのシリーズ首位となっている。グローバル・スプリント・チャレンジは、12月10日の香港スプリント(香G1・芝1000m)まで豪・英・日・香7レースを転戦する。第4戦ゴールデンジュビリーS(英G1・芝6f)は現地時間24日、英・アスコット競馬場で行われる。