22日、札幌競馬場で行われたステイヤーズC(3歳上、ダート2400m、1着賞金500万円)は、服部茂史騎手騎乗の4番人気オースミシュネル(セン7、北海道・廣森久雄厩舎)が、道中は中団追走から直線半ばで先頭に立つと、外から伸びた7番人気ビコーアファイアに4馬身をつけて快勝した。勝ちタイムは2分36秒9(重)。圧倒的1番人気(単勝100円)に支持されたジンクライシスはさらに1馬身差の3着に敗れた。
勝ったオースミシュネルは、父サンデーサイレンス、母メゾンブランシュ(その父Alleged)という血統。半兄に04年中山大障害、中山グランドジャンプ(共にJGI)を制したブランディス(父サクラバクシンオー)がいる。02年7月に栗東・武邦彦厩舎からデビューし、2戦した後に現厩舎に移籍。移籍後初戦で初勝利を挙げると、その後は4連勝を飾るなど安定した走りを続け、05年ステイヤーズCで重賞初制覇を果たした。しかし昨年秋以降は勝ち切れないレースが続き、今年はこれまで3戦して未勝利だった。通算成績25戦13勝(うちJRA3戦0勝、重賞2勝)。