サンクルー大賞典、プライドがハリケーンランを破る

2006年06月26日 10:00

 現地時間25日、仏・サンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞典(4歳上、仏G1・芝2400m)は、C.ルメール騎手騎乗の5番人気プライド Pride(牝6、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、昨年の欧州年度代表馬で1番人気に支持されていたハリケーンラン Hurricane Runをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分35秒90(稍重)。さらに2馬身差の3着には6番人気レイヴロック Laverockが入った。

 勝ったプライドは、父パントレセレブル、母Specificity(その父Alleged)という血統の仏国産馬。伯父に82年英・愛セントレジャー(共にG1)を制したタッチングウッド Touching Wood、姪に今年の英1000ギニー(英G1)を制したスペシオーサ Speciosaがいる。02年8月に武豊騎手を鞍上に迎えデビュー(3着)。04年アレフランス賞(仏G3)で重賞初勝利を飾ると、その後も前走のコリーダ賞(仏G2)で重賞5勝目を挙げるなど活躍。しかしG1では05年英チャンピオンS(英G1)、香港C(香G1)共に2着など、惜しいレースが続いていた。通算成績22戦7勝(重賞6勝)。

 鞍上のC.ルメール騎手、管理するA.ロワイユデュプレ調教師共に同レース初制覇。なおルメール騎手は、直線での鞭の過剰な使用(10発)により100ユーロ(約1万4500円)の罰金処分を受けた。

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