エタリオウ、菊花賞最終追い切り速報/栗東トレセンニュース

2018年10月17日 12:15

併せ馬は遅れ気味でも時計は悪くなかったエタリオウ(写真中央、撮影:井内利彰)

 栗東トレセンが全休日の16日も坂路でのキャンターで菊花賞(10月21日・京都芝3000m)へ向けての調整を行ったエタリオウ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝17日はレースに向けた最終追い切りをCWコースで行っている。

 アドマイヤデジタル、同じ菊花賞に出走予定の武豊騎手が跨ったユーキャンスマイルとの3頭併せ。アドマイヤデジタルが先頭で、エタリオウ、ユーキャンスマイルと続く隊列だったが、3コーナー手前で前との差がギュッと凝縮する。

 しかし、2頭とも折り合いを欠くようなシーンはなく、3コーナーすぎからの加速にもスムーズに対応。どちらも同じようなリズムでスピードに乗っているように思われたが、ラスト1F標識を過ぎたところで手応えが楽なのはユーキャンスマイル。エタリオウは追って追って、ユーキャンに並べるかどうかという感じで、ゴールでの手応えにはかなりの差があった。

 エタリオウの時計が6F83.9〜5F68.6〜4F53.5〜3F38.5〜1F12.1秒。数字的には決して悪くない。併せ馬で遅れ気味になるのもいつものこと。ただ、それがレースでも差し遅れやすい原因なのかも知れない。その分、距離はいくらあってもいいタイプかも知れないし、あとはいつも通りのレースをして、どんな末脚を発揮してくれるかだろう。

(取材・文:井内利彰)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。