2日、水沢競馬場で行われた栗駒賞(3歳上、ダート1400m、1着賞金400万円)は、関本浩司騎手騎乗の8番人気オリエントボス(牡4、岩手・佐藤雅彦厩舎)が、道中2番手から4角手前で先頭に立つと、直線外から追い上げた1番人気タイギャラントとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分25秒3(不良)のレコード。さらに6馬身差の3着には7番人気ベルモントソレイユが入った。
勝ったオリエントボスは、父スキャン、母オリエントパール(その父ナイスダンサー)という血統。半兄に00年北関東ダービーなど重賞2勝のオリエントハンターがいる。04年9月に宇都宮でデビューし、3勝を挙げて大井に移籍。しかし移籍後2戦はともに大敗し、05年6月に現厩舎に再移籍。その後は4勝を挙げるなど安定した走りを見たものの、昨年10月以降は勝ち切れないレースが続いていた。通算成績22戦8勝(うちJRA1戦0勝、重賞1勝)。