復活Vを狙うアドマイヤリード(写真:左、撮影:井内利彰)
昨年のヴィクトリアマイル以来、勝ち星から遠ざかっている
アドマイヤリード(栗東・須貝尚介厩舎)。前走府中牝馬Sは7着だったが、そこから巻き返しを図るべく、次走はエリザベス女王杯(11月11日・京都芝2200m)への出走を予定。今朝25日はレースへ向けた2週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了したCWコースへ入場。
カヌメラビーチ、
アルポルトの2頭が先行して、それを追いかける形だったが、前半のラップはあまり速くない。ラップが速くなったのは、4コーナーから最後の直線へ向いていくあたりだった。
前の2頭と差がある状態で残り300mほどだったが、軽く仕掛けられると鋭く反応して、一瞬にして、前を抜き去っていく。ゴールでは楽々と先着して、時計は6F86.1〜5F69.6〜4F53.5〜3F38.0〜1F11.9秒だった。
前走のレース内容も含め、前半ゆっくり走ることが上手になっている。オークス以来、2000mを超える距離になるが、むしろこの距離に魅力を感じる。
(取材・文:井内利彰)