叩き2戦目で前進がありそうなシュヴァルグラン(写真:右、撮影:井内利彰)
昨年と同じく、京都大賞典からジャパンカップ(11月25日・東京芝2400m)というローテーションで連覇を狙う
シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎)。今朝8日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースで
ジュンテオドーラとの併せ馬。いつもなら2コーナーあたりから少しずつラップが速くなっているが、今回は7Fから6F区間を18秒ちょっとのラップで通過。6F標識を過ぎたあたりから少しずつラップを速めていくという感じだった。
先行馬との差は5馬身弱。少し間があいているようにも思えたが、動きを見ているといつでも追いつけそうな、いつでも動けそうな体勢。その間隔を保ったまま、4コーナーから直線へ向いて、最後は内から前を捕まえに行く。
ラスト1F標識手前で瞬間加速し、あっさりと前を追い抜いて、ゴールでは先着。時計は6F83.9〜5F68.3〜4F53.7〜3F38.8〜1F12.0秒。全体時計が遅いので、終いの伸びは当たり前に思える。実際の動きを見れば、前走時とは違ってきているし、来週以降もきっと併せ馬でしっかり動けるのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)