現地時間16日、愛・カラ競馬場で行われた愛オークス(3歳牝、愛G1・芝12f)は、K.ファロン騎手騎乗の1番人気アレクサンドローヴァ Alexandrova(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が、3番人気スコティッシュステージ Scottish Stageに4馬身差をつけて圧勝。04年のウィジャボード Ouija board以来、史上11頭目の英愛オークス連覇を達成した。勝ちタイムは2分29秒60(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気ライジングクロス Rising Crossが入った。
勝ったアレクサンドローヴァは、父Sadler's Wells、母Shouk(その父Shirley Heights)という血統。昨年6月のデビュー戦は6着だったが、3戦目に10馬身差の圧勝で初勝利。フィリーズマイル(英G1)、前々走のムシドラS(英G3)を共にに2着と好走し、前走の英オークス(英G1)で重賞初勝利を挙げていた。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。
鞍上のK.ファロン騎手は、99年ラムルマ Ramruma、04年ウィジャボード Ouija boardに続き同レース3勝目。いずれも英・愛オークスを連覇している。管理するA.オブライエン調教師は同レース初勝利となった。