12月2日に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)。ダート界の強豪が集結し、大注目のメンバー構成となった一戦を過去10年のデータで見ていく。なお、集計期間のうち2008〜13年の期間は「ジャパンカップダート」として阪神競馬場のダート1800mで行われていた。
最上位人気が予想されるのはマイルCS南部杯で
ゴールドドリームを撃破した3歳の
ルヴァンスレーヴ。JBCクラシックで2着の
オメガパフュームも3歳馬。2006年
アロンダイト以来3歳馬の勝利はなく、過去10年では2着と3着が2回ずつ。上位人気の着外も目立つが、18頭とやや少ないサンプルながら複勝回収率は104%と悪くはない。
最多勝利年齢は4勝の5歳馬。今年は
ルヴァンスレーヴに次ぐ人気となるであろう
ゴールドドリーム・
ケイティブレイブの世代。
トランセンドのように1番人気でしっかり勝ち切るケースも、
アスカノロマン・
ナムラビクターのように人気薄での馬券絡みもあり、全体的にこのレースにおいては優秀な成績を残している印象。
残りはそれぞれ3勝ずつの4歳と6歳。6歳は6番人気
サウンドトゥルー、12番人気
サンビスタ、4番人気
カネヒキリが勝利しており、こちらも馬券的には高配当の使者となったケースが多い。一方の4歳馬は3勝しているが、8番人気1着の
ゴールドドリームや8番人気2着の
グロリアスノアがいるにもかかわらず複勝回収率が46%と7歳以下では最低の数字、同様に複勝率も14.7%と低い数字になっている。