G1・2勝馬
サトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江)が、有馬記念を最後に現役を引退することが30日、発表された。ラストランの鞍上は短期免許で来日予定のブレントン・アヴドゥラ騎手(27)=豪州。引退後は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りする予定で、有馬記念の結果次第となるが、10億円前後のシンジケート(60口)が組まれる見通しだ。
「セリの下見で見た時から、“この馬で里見オーナーをG1オーナーにするんだ”という思いで勧めました。実際にG1を2勝してくれて、そういう馬はなかなかいないし、感謝の気持ちしかないです」。そう活躍をねぎらった池江師は「ファンの皆さんからも応援してもらっていますし、最後はしっかりと花道を飾りたい」と暮れの
グランプリでの勝利を誓った。