【万哲の馬場予報】カペラS(中山ダート)「“1分9秒台”に突入してもおかしくない馬場状態」

2018年12月08日 17:50

前有利と断言できるが、問題は…

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【カペラS(中山のダート傾向)】

 今開催の中山ダート1200mは傾向がはっきりしている。速い時計が出て、特に下級条件は前に行った馬が簡単には止まらない。

 土曜は、ダート1200m戦は3鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「2番手、8番手、3番手」。古馬準オープンの10R・アクアラインSは3番手から伸びたクイーンズテソーロが4連勝。もちろん、勝ち馬の充実が光るのは事実だが、レース前半3F33秒9〜後半3F36秒3の前傾ラップでも粘ってしまう。2着は逃げ粘ったスマートレイチェル。勝ち時計1分10秒2は速く、重賞のカペラSでは当然「1分9秒台」に突入してもおかしくない状況。

 前半3F33秒台後半程度のラップなら、カペラSも前有利と断言できるが、問題は展開だろう。キクノストームが最終4コーナー14番手から届いた15年のように前半3F32秒5の超乱ペースなら、さすがに後方勢も届く。果たして、激しい先行争いはあるのか? 常識内のハイペースなら、今年は前の組から勝ち馬が出ると見ている。

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