【ターコイズS過去3年】ゴール前まで大接戦が続いた2017年

2018年12月15日 06:59

ゴール前まで大接戦が続いた2017年(撮影:下野雄規)

 15日に中山競馬場で行われるターコイズステークス(3歳上・牝・GIII・芝1600m)。重賞格上げ以降の過去3年をダイジェストで振り返る。

■ミスパンテールがゴール前の激戦を制し重賞初V

 2番ワンブレスアウェイがスタートで出遅れ。6番リエノテソーロがハナを切り、その外に13番ペイシャフェリスが上がってきた。1馬身差で3番オートクレールと15番ディープジュエリー、その後ろで7番フロンテアクイーン、4番アールブリュット、9番サザナミ、16番アスカビレンらが一団となっている。1馬身半差で8番ミスパンテール、その外に12番ラビットラン、内に1番リーサルウェポン、1馬身半差で10番バンゴールと14番デンコウアンジュ、2頭の内にワンブレスアウェイ、1馬身差で11番エテルナミノルが続き、さらに1馬身半後ろの最後方が5番ハローユニコーンとなった。

 600mの通過タイムは35.9秒。3-4コーナーでエテルナミノルとラビットランが外を回って進出。その他の後続も差を詰めて一団となって最後の直線へ。

 直線に入り、逃げるリエノテソーロをディープジュエリーら先行勢が追い、その外からエテルナミノルとラビットランが上がってきた。一列後ろのフロンテアクイーンやミスパンテールは進路を探っている。大外からはデンコウアンジュが伸びてきた。残り100m手前でリエノテソーロは苦しくなり、馬群を抜けてきたフロンテアクイーンが襲いかかる。さらに同じく馬群を割ってきたミスパンテール、外のエテルナミノル、ラビットラン、デンコウアンジュなども殺到。ハンデ戦らしいゴール前の争いとなったが、最後はミスパンテールがわずかに出て優勝。前走の清水S(1600万下)に続く連勝で、初めての重賞制覇を果たした。

 2着はクビ差でフロンテアクイーン、3着はさらにハナ差でデンコウアンジュ。以下4着ラビットラン、5着エテルナミノル、ワンブレスアウェイは8着だった。勝ちタイムは1分34秒2(良)。

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