産駒が初勝利を果たしたスパロービート(写真は2008年桜草特別出走時、撮影:下野雄規)
1日、川崎競馬場で行われたタンチョウ賞でグローリアスサード(牝4、川崎・高月賢一厩舎)が1着となり、スパロービートの産駒が中央・地方を通じての初勝利をあげた。
グローリアスサードは父スパロービート、母ヌードゥフランス、その父ヒシアリダーという血統。これまでに3度の3着があり、あと一歩勝ち切れない競馬が続いていたが、13戦目で待望の初勝利をあげた。
スパロービートは父サウスヴィグラス、母ショウナンルビー、その父パークリージェントという血統。現役時代は川崎の高月賢一厩舎の管理馬。2008年9月の秋風スプリントから2009年5月のゴールデンスプリントまで船橋で6連勝を果たし、続くダートグレード競走の北海道スプリントCでも、ヴァンクルタテヤマの3着に入った。
引退後はアロースタッドで種牡馬入り。産駒は、2015年産はグローリアスサードを含め2頭、2016年産は2頭、2017年産は3頭、2018年産は0頭(種付け頭数は3頭)。また、2018年は3頭に種付けを行っている。