無敗で米三冠を達成したジャスティファイ(C)netkeiba.com
米国の年度表彰であるエクリプス賞が決定し、無敗で米三冠を達成したジャスティファイ(牡4、米・B.バファート厩舎、引退)が2018年の年度代表馬となった。
ジャスティファイは父Scat Daddy、母Stage Magic、その父Ghostzapperという血統。2018年2月にデビューし、3戦目でサンタアニタダービー(G1・ダ1800m)を制覇。米三冠の一冠目となるケンタッキーダービー(G1・ダ2000m)では1882年のアポロ以来136年ぶりの3歳デビュー馬によるケンタッキーダービー制覇を果たした。続くプリークネスS(G1・ダ1900m)、ベルモントS(G1・ダ2400m)も制し米三冠を達成した。無敗での米三冠達成は1977年のシアトルスルー以来史上2頭目。米三冠は2015年のバファート厩舎の先輩・アメリカンファラオ以来だった。
ベルモントS後に故障を発生、わずか半年間となった現役生活に終わりを告げ、米アッシュフォードスタッドでの種牡馬入りが決定した。通算成績は6戦6勝。
【受賞馬一覧】
年度代表馬、最優秀3歳牡馬 ジャスティファイ
最優秀2歳牡馬 ゲームウィナー
最優秀2歳牝馬 ジェイウォーク
最優秀3歳牝馬 モノモイガール
最優秀ダート古牡馬 アクセラレイト
最優秀ダート古牝馬 ユニークベラ
最優秀芝牡馬 ストーミーリベラル
最優秀芝牝馬 シスターチャーリー
最優秀短距離馬 ロイエイチ
最優秀短距離牝馬 シャムロックローズ
最優秀障害馬 ザンジャビール