瀧川寿希也騎手とのコンビでクイーンCに臨むアークヴィグラス(写真は2018年東京2歳優駿牝馬優勝時、撮影:下野雄規)
2/11(月)は雪の影響により中止となった9日(土)の東京競馬の代替開催。10日夜の段階で芝は良馬場、ダートは稍重となっている。一時は雪予報となっていたが、10日夜時点では1日中曇りの予報に転じている。
なお本日の地方競馬は帯広・浦和・名古屋・園田・高知・佐賀の6場が施行される。
■クイーンCに阪神JF2・3着馬が登場
東京11RはクイーンC(GIII)。9頭立てと少頭数になったが、阪神JF(GI)で2着のクロノジェネシス、同3着のビーチサンバと実績馬が登場。また、1戦1勝のフランケル産駒ミリオンドリームズや、重賞5連勝中の地方馬アークヴィグラスも参戦する。
■川崎の瀧川寿希也騎手が東京で騎乗
その地方馬アークヴィグラスとコンビを組むのは、川崎の瀧川寿希也騎手。クイーンCを含め7鞍に騎乗予定だが、通算3回目のJRA参戦で初勝利なるか。
■中止となった9日がバースデー
「本日」ではなくなってしまったが、開催中止となった9日は武士沢友治騎手の41歳、秋山真一郎騎手の40歳の誕生日。武士沢騎手は改めて東京で1鞍の騎乗、秋山騎手は9日に小倉で5鞍に騎乗し1勝を挙げた。
■サダムパテックの半妹らがデビュー
東京6Rの新馬戦(芝1600m)では16頭が初陣を迎える。サダムパテックの半妹となるトレミエール、マーティンボロの半弟ジーガスリッドらが出走。ルメール騎手騎乗のキンシャサノキセキ産駒ボマイェは父に由来する馬名。
■芝短距離の準オープン戦
東京10Rの雲雀Sは芝1400mの1600万下。2歳王者アドマイヤマーズの半兄フレッチア、1000万下勝利から臨むキャナルストリート、同級の前走で2着のオブリゲーション、アンブロジオらがオープン入りを狙う。
■佐賀の祭典にグレイトパールなど
ダートグレード競走・佐賀記念が佐賀競馬場で行われる。発走は16:30。前走・ポルックスSを圧勝したテーオーエナジー、佐賀に移籍して2連勝中の重賞勝ち馬グレイトパール、兵庫から参戦の元JRAオープン馬キクノソルらが出走する。また、佐賀記念でリーゼントロックに騎乗する松岡正海騎手は東京競馬では乗り替わり、東京競馬場で騎乗する福永祐一騎手は佐賀記念のヒラボクラターシュは乗り替わり、同馬の鞍上は山本聡哉騎手となる。