まな弟子の長谷川師(中央左)らに囲まれ引退セレモニーを行った中村師(中央)
28日に定年を迎える中村師の引退セレモニーが24日、阪神競馬場で行われた。日本騎手クラブ会長の武豊、家族らから花束を受け取った師は「苦しい時、悲しい時、もう駄目かなと思うことも何度もありましたが、周りの声援で何とか立ち上がることができ、元気な姿できょうを迎えることができました」と深く頭を下げた。
ラストウイークは土曜1勝(中山8R春麗ジャンプS=
トラスト)、日曜1勝(小倉7R=
タガノカレン)を上乗せ。JRA通算722勝とした。この日でJRAのレースは終えることになるが、文字通りのラスト采配は27日。
キンショーユキヒメをエンプレス杯(川崎)、
タガノバレッティをストロ
ベリー賞(名古屋)に送り込み、最後まで勝利を追い求める。