親子での併せ馬を行った岩田望来騎手(写真奥)と岩田康誠騎手(写真手前、撮影:井内利彰)
今週からデビューする新人騎手。その中でも注目を集める存在となっているのが、藤原英昭厩舎所属の岩田望来騎手。父は岩田康誠騎手だが、今朝27日は騎乗予定のエイカイボルトに跨って「親子」での併せ馬を行っている。
1回目のハローが終了した時間帯、馬場へ一番乗りで入り、父が騎乗するジョーダンキングが先行。これを追いかける形だったが、折り合いがついた状態でしっかりと追走することができていた。
最後の直線は内から並びかけていき、残り1Fで追い比べ。手応えに余裕があるのは父が騎乗する外だったが、ゴールまでしっかりと追いすがり、最後まで同入でゴールした。
時計は6F82.7〜5F67.8〜4F52.9〜3F38.9〜1F12.4秒。追い切りでの騎乗を見ているかぎり、どんなレースを見せてくれるか楽しみになる雰囲気は持っている。この日は所属厩舎の追い切りはもちろん、他厩舎のビービーダン(栗東・加用正厩舎)やブルベアリーノ(栗東・千田輝彦厩舎)の追い切りなどにも騎乗していた。
(取材・文:井内利彰)