16日、大井競馬場で行われた黒潮盃(3歳、南関東G2・ダート1800m、1着賞金2000万円)は、今野忠成騎手騎乗の1番人気アスターバジル(牡3、川崎・池田孝厩舎)が道中は中団より後方に待機。3角過ぎから徐々に進出し、直線先頭に立つとそのまま後続を突き放し、2番人気ステップクローザーに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分54秒9(重)。さらに1/2馬身差の3着には7番人気グリーンベイが入った。
勝ったアスターバジルは、父カコイーシーズ、母スーパーハナコ(その父マルゼンスキー)という血統。05年7月にデビュー。4戦目で初勝利を挙げると、続く山桜特別も快勝。前走のロマンティックナイト賞まで5連勝を飾り、今回のレースに臨んでいた。通算成績9戦6勝(重賞1勝)。