川崎の準重賞を制しているトキノパイレーツ(撮影:高橋正和、写真は多摩川オープン優勝時)
本日2日に川崎競馬場で行われるスパーキングナイトチャレンジ(4歳上・ダ1600m・1着賞金800万円)。JRA交流の準重賞に中央馬7頭、地方馬7頭の14頭が出走する。近2年では地方馬に軍配が上がっているが、今年は果たして。
トキノパイレーツ(牡4、川崎・八木正喜厩舎)は、中央時代の昨年6月に行われたユニコーンSで6着に入り、地方移籍後も戸塚記念での2着や準重賞を制するなど、このメンバーでは実績上位。2走前に同舞台で行われた多摩川オープンでも完勝している。鞍上は、その時に63歳で日本最年長勝利記録を更新した森下博騎手が引き続き務める。
前走の如月特別で、そのトキノパイレーツにアタマ差競り勝ったワンパーセント(牡6、浦和・小久保智厩舎)は、地方移籍後4戦3勝と堅実な成績を残している。特に近2走は直線手前で先頭に立ち、後続を封じこめる強い競馬を見せており、準重賞の舞台でも期待したい。管理する小久保厩舎はこのレース連覇がかかる。
バクハツ(牡4、栗東・小崎憲厩舎)は今回が2度目の川崎遠征となる。昨年7月に今回と同舞台で行われたジュライスター賞では、後方待機から直線大外に持ち出して、最終的に2馬身半差をつける圧巻の内容だった。今回は森泰斗騎手との新コンビとなる。
中央の芝・ダート両方で勝ち星を挙げているエイシンデジタル(牡4、栗東・西園正都厩舎)は、戸崎圭太騎手との新コンビで地方初出走となる。久々のダート戦となった前走の1000万条件7着から巻き返しなるか。
他にも、2017年の関東オークスで4着のアポロユッキー(牝5、美浦・鈴木伸尋厩舎)やこれまで川崎コースで25戦して7勝を挙げているゼンノウラヌス(牡7、川崎・佐々木仁厩舎)なども出走する。
15:00時点でのオッズは以下の通り。発走は20:15。現時点で天候は曇り、馬場は良となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 トキノパイレーツ 森下博 3.3
2 ワンパーセント 左海誠二 3.9
3 エイシンデジタル 戸崎圭太 4.9
4 バクハツ 森泰斗 6.6
5 バシレウスライオン 矢野貴之 14.2
6 ピンキージョーンズ 丹内祐次 18.6
7 ケンデスティニー 内田博幸 19.7
8 ルミナリースピン 笹川翼 23.1
9 ゼンノウラヌス 御神本訓史 29.0
10 ロードシャリオ 繁田健一 32.9
11 ナガラキコウシ 本田正重 36.9
12 アポロユッキー 横山武史 50.0
13 アポロナイスジャブ 真島大輔 84.6
14 シャドウチェイサー 西啓太 119.2