現地時間20日、米・デルマー競馬場で行われたパシフィッククラシック(3歳上、米G1・ダート10f)は、C.ナカタニ騎手騎乗の1番人気ラヴァマン Lava Man(セン5、米・D.オニール厩舎)が道中は先団を追走、3角で先頭に立つとそのまま後続を突き放し、7番人気グッドリワード Good Rewardに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分01秒62(良)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気スーパーフローリック Super Frolicが入った。

　勝ったラヴァマンは父Slew City Slew(その父Seattle Slew)、母Li'l Ms.Leonard(その父Nostalgia's Star)という血統の米国産馬。G1初挑戦の04年マリブS(米G1)で2着に入り頭角を現すと、05年カリフォル二アンS(米G2)で重賞初制覇を果たし、続くハリウッドゴールドC(米G1)を8.3/4馬身差で圧勝。初来日となったジャパンCダート(GI)は11着と大敗したが、今年に入りサンタアニタH、チャールズウィッティングハム記念H、前走のハリウッドゴールドCなどG1を立て続けに制しており、今回の勝利で6連勝となった。通算成績33戦13勝(G1・5勝)。