重賞4勝のミスパンテールが引退、繁殖入りへ(写真は2018年京都牝馬S優勝時)
これまでに重賞4勝を挙げたミスパンテール(牝5、栗東・昆貢厩舎)が、右前脚浅屈腱炎のため引退することがわかった。今後は10日に北海道へ出発し、繁殖生活を送る予定となっている。
ミスパンテールは父ダイワメジャー、母エールドクラージュ、その父シンボリクリスエスという血統。6日に行われた阪神牝馬Sに出走予定があり、連覇が期待されていたもののこれを回避。結果的に2月16日の京都牝馬Sがラストランとなった。
2歳時の2016年7月に新馬勝ちを収め、翌年のチューリップ賞では、それ以来となるおよそ8ヶ月の休み明けにも関わらず、ソウルスターリングの2着に入った。その後、2017年のターコイズSから2018年の阪神牝馬Sで重賞3連勝を果たすなどの活躍をみせた。通算成績は14戦6勝。獲得賞金は2億1917万円。