14日、阪神競馬場で行われたアンタレスS(4歳上・GIII・ダ1800m)は、中団でレースを進めた大野拓弥騎手騎乗の6番人気アナザートゥルース(セ5、美浦・高木登厩舎)が、直線で脚を伸ばして、一旦は抜け出していた2番人気グリム(牡4、栗東・野中賢二厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒8(稍重)。
さらにクビ差の3着に3番人気ロンドンタウン(牡6、栗東・牧田和弥厩舎)が入った。なお、1番人気ウェスタールンド(セ7、栗東・佐々木晶三厩舎)はロンドンタウンから2.1/2馬身差の4着に終わった。
勝ったアナザートゥルースは、父アイルハヴアナザー、母キョウエイトルース、その父フジキセキという血統。前走の名古屋大賞典ではグリムの3着に敗れたが、そのグリムにリベンジして重賞初制覇を果たした。