メイショウテッコン、天皇賞・春1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2019年04月17日 12:30

福永騎手と初コンビを組むメイショウテッコン(写真奥・撮影:井内利彰)

 前走は武豊騎手とのコンビで日経賞を制したメイショウテッコン(栗東・高橋義忠厩舎)。今回は福永祐一騎手との初コンビになるということもあり、ジョッキーが跨って、天皇賞・春(4月28日・京都芝3200m)に向けた1週前追い切りを行っている。

 2回目のハローが終了した直後のCWコースでの3頭併せ。前に3歳2頭が先行して、それを追いかける形だったが、正面入口から向正面へとキャンターしても、折り合いを欠くようなところはない。遅いスピードでもきっちりと自分のリズムを崩すことなく走れており、最後の直線は最内から前へと並びかけていく。

 ここでも過敏に反応するようなことはなく、スムーズに加速して、前を追い抜いていく。ここにガムシャラさはなく、スマートな加速という言葉がぴったりなくらい、きれいに動けていた。

 時計は6F83.5〜5F67.8〜4F53.1〜3F38.1〜1F11.6秒。強調したいのは、緩急のついたラップ。道中をこれだけゆっくり走りながら、最後にしっかり加速する。これは3歳時にはなかったことだし、レースでコンビを組みジョッキーとこの呼吸で動けたという点も強調すべきだろう。

(取材・文:井内利彰)

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