27日、札幌競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1500m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気アドマイヤヘッド(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が先団追走から直線入口で先頭に並ぶと、4番人気メイショウレガーロの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分31秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には8番人気アップルサイダーが入り、1番人気に支持されたミスティックベルは4着、ファイングレイン(NHKマイルC-GI・2着)の半弟で2番人気に推されたグレインアートは8着にそれぞれ敗れた。
勝ったアドマイヤヘッドは父アドマイヤコジーン、母は90年クイーンC(GIII)を制したスイートミトゥーナ(その父ミスターシービー)という血統。06年ひだかトレーニングセールにおいて2600万円で落札されていた。新種牡馬アドマイヤコジーン産駒はJRA・5頭目の勝ち上がりとなった。