障害競走通算3000勝! P.ニコルス師が史上3人目の快挙

2019年04月22日 11:00

 18日(木曜日)に英国のチェルトナム競馬場で行われた開催の、第2レースに組まれたLRメアズノーヴィスハンディキャップチェイス・シリーズファイナル(芝20F127y=約4139m)を、オッズ3倍の1番人気に推されたクパターナ(牝6、父ウェスターナー)が優勝。同馬を管理するポール・ニコルス調教師(57歳)の、英国の障害競走における通算勝利が3000勝の大台に到達した。

 障害騎手として9シーズンにわたって騎乗し、ブロードヒースに騎乗して制した86年のヘネシーGCを含む133勝を挙げた後、91年に調教師として開業したニコルス師。93年のフェルハムノーヴィスチェイスをシーモアインディアンズで制してG1初制覇を果たしたが、ブレークのきっかけとなったのは1999年のチェルトナムフェスティヴァルで、コールイクイネームでクイーンマザーチャンピオンチェイスを、シーモアビジネスでゴールドCを制覇。これを皮切りにトップリーグに名を連ねることになった。

 05年/06年シーズンに初めて、英国における障害リーディングのタイトルを獲得。以降、その座に10度にわたって就いている。3000勝の中には、G1競走126勝が含まれている他、チェルトナムフェスティヴァルにおける45の勝利が含まれている。また3000勝到達は、マーティン・パイプ、ニッキー・ヘンダーソンに続く、史上3人目の快挙だった。

(文:合田直弘)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。