【大井・東京プリンセス賞】南関牝馬クラシックの2戦目、浦和桜花賞組からは上位3頭を含む5頭が再戦/地方競馬見どころ

2019年04月23日 16:41

2冠を狙うトーセンガーネット(写真は桜花賞優勝時、撮影:高橋正和)

 本日23日に大井競馬場で行われる南関牝馬クラシックの2冠目・東京プリンセス賞(3歳・牝・ダ1800m・1着賞金2000万円)に12頭が顔を合わせた。近5年で馬券に絡んだ15頭のうち12頭は、1冠目の浦和桜花賞からの出走となっており、今年は上位3頭を含む5頭が再戦する。

 トーセンガーネット(牝3、浦和・小久保智厩舎)は前走の桜花賞で好位追走から直線手前で先頭に立つと、そこからぐんぐんと後続を突き放していき、最終的に7馬身差をつけた。今回が初の大井コースとなるものの、昨年の兵庫ジュニアグランプリでは地方馬として最先着の4着に入るなど、牡馬相手でも引けを取らないレースぶりを見せてきた。久々の2冠馬誕生となるか。

 大外枠からの発走となったゼットパッション(牝3、川崎・佐々木仁厩舎)は、大井で行われた準重賞で圧勝した経験もあり、前走の桜花賞では6番人気ながら2着となった。今年は4戦して連対を外したのは1度のみと安定しており引き続き期待したい。鞍上は主戦の山崎誠士騎手。

 アークヴィグラス(牝3、大井・嶋田幸晴厩舎)は、これまでに大井で行われた東京2歳優駿牝馬を含む重賞5勝を挙げており実績上位。前走の桜花賞では3着に敗れたものの、コーナーで外を回る距離ロスも影響したか。それでも最後まで末脚を伸ばしており、直線の長い大井コースで逆転を期す。

 今回が重賞初挑戦となるグレースレジーナ(牝3、大井・蛯名雄太厩舎)。前走の内容からも、外回りの距離延長に変わるのはプラスに働きそうで、デビューから大井での出走を続けているのも魅力。内枠からうまく立ち回って長く良い脚を使いたい。

 他にも、ローレル賞でアークヴィグラスの2着となったダバイダバイ(牝3、船橋・坂本昇厩舎)やJRA交流競走のアメジストフラワー賞で2着したリトミックグルーヴ(牝3、川崎・内田勝義厩舎)らも出走する。

 16:30時点でのオッズは以下の通り。発走は20:10。現時点で天候は曇、馬場は良となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 トーセンガーネット 左海誠二 1.1
2 アークヴィグラス 森泰斗 5.1
3 ゼットパッション 山崎誠士 18.8
4 グレースレジーナ 藤本現暉 28.3
5 ダバイダバイ 御神本訓史 41.4
6 リトミックグルーヴ 吉原寛人 48.7
7 グランモナハート 山本聡哉 76.5
8 フォルレイロ 矢野貴之 124.1
9 エスケイエンジェル 張田昂 129.3
10 ラブミーピンク 西啓太 141.4
11 アストレアウイング 柏木健宏 198.6
12 ノーブルトリトン 寺島憂人 375.0

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