30日、大井競馬場で行われたアフター5スター賞(3歳上、南関東G3・ダート1200m、1着賞金1500万円)は、内田博幸騎手騎乗の2番人気コアレスタイム(牡8、船橋・川村昭男厩舎)が道中は中団で待機し、4角で逃げる3番人気ベルモントファラオを交わすとそのまま突き放し、3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。さらに2馬身差の3着には5番人気ベルモントソレイユが入った。
勝ったコアレスタイムは、父ワカオライデン、母コアレスドール(その父ブライアンズタイム)という血統。従兄に97年デイリー杯3歳S(GII)を制し、98年日本ダービー(GI)で2着に好走したボールドエンペラーがいる。同馬は01年5月に美浦・内藤一雄厩舎からデビュー。中央で3勝を挙げ、05年7月に船橋へ転厩した。勝ち切れないレースが続いたが、今年1月の船橋記念(南関東G3)で移籍後初勝利を果たした。その後もマイルグランプリ(南関東G2)2着、続くかきつばた記念(交流GIII)も3着と好走。前走の帝王賞(交流GI)は6着に敗れていた。通算成績39戦5勝(うちJRA・25戦3勝、重賞2勝)。