重賞初制覇の武藤雅騎手とラインカリーナ(撮影:高橋正和)
12日、川崎競馬場で行われた第55回関東オークス(JpnII・3歳牝・ダ2100m・1着賞金3200万円)は、先手を取った武藤雅騎手騎乗の4番人気ラインカリーナ(牝3、美浦・武藤善則厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気マドラスチェック(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒7(重)。
さらに大差の3着に2番人気トーセンガーネット(牝3、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、3番人気ローザノワール(牝3、栗東・西園正都厩舎)は4着に終わった。
勝ったラインカリーナは、父パイロ、母フェールクークー、その父アラムシャーという血統で、これが重賞初制覇。鞍上の武藤雅騎手にとっても初の重賞勝利となった。