ワグネリアン、札幌記念2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2019年07月31日 12:20

ワグネリアンの推進力のある走りはこの中間で一番力強さを感じられた(写真中央、撮影:井内利彰)

 7月3日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩して、札幌記念(8月18日・札幌芝2000m)に向けて順調に追い切りを進めているワグネリアン(栗東・友道康夫厩舎)。今朝31日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。

 福永祐一騎手を背に、CWコースでアドマイヤジョイとの併せ馬。向正面では1秒ちょっと追いかけるような感じでスタートしたが、3コーナーでは少しだけ前を追いかけるような、行きたがる素振り。

 ただ、鞍上がきっちりと抑えると、それ以上行こうとするようなところはなく、4コーナーではスムーズに最後の直線へ向けての加速態勢に入っていた。

 仕掛けられてからの反応は良く、一瞬にして相手を内から追い抜いて3馬身ほど前へ出た。その差を保ったまま、ゴールへ入って先着フィニッシュ。時計は6F82.3〜5F67.2〜4F53.0〜3F38.5〜1F12.1秒と数字は平凡だが、推進力のある走りはこの中間で一番力強さを感じた。

 追い切りの一本一本を丹念に乗ってきたからこその動き。直線の短い中山競馬場、阪神内回りでは勝っていないだけに、直線の短い札幌競馬場は気になるものの、現状の機敏さならしっかり動いてくれそうな雰囲気はある。

(取材・文:井内利彰)

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