移籍後2戦目を迎えるノンコノユメ(写真は今年の帝王賞3着時、撮影:高橋正和)
本日31日に大井競馬11R(発走時間20:10)で行われる第40回サンタアニタトロフィー(3歳上・ダ1600m・1着賞金1300万円)に15頭(ハッピースプリントが出走取消)が出走する。秋以降に向け弾みをつけるのはどの馬か。
移籍初戦の前走帝王賞で3着のノンコノユメ(セ7、大井・荒山勝徳厩舎)は、トップハンデとなる58.5kgを背負う。帝王賞では、直線で鋭く脚を伸ばし、上がり3F2位の好内容で復調の気配を感じさせた。マイル戦では重賞3勝を挙げており、移籍後2戦目で久々の勝利となるか。鞍上は引き続き真島大輔騎手。
京成盃グランドマイラーズ8着から巻き返しを狙うクリスタルシルバー(牡4、大井・村上頼章厩舎)。古馬初対決となった昨年のマイルグランプリに優勝し、今年はフジノウェーブ記念、ブリリアントカップ、川崎マイラーズと連続3着に入ってきた。最年長重賞勝利記録の更新が期待される的場文男騎手を背に重賞2勝目を狙う。
4走ぶりの重賞出走となるアルタイル(牡7、大井・堀千亜樹厩舎)は、今回と同舞台で行われたムーンストーン賞からの連勝を狙う。同レースでは、直線鋭い差し脚で追い込み、逃げ粘る先行勢を捕える好内容を見せた。移籍後5戦して、連対を外したのは1度のみと堅実に走っており、重賞初制覇を狙う。鞍上は森泰斗騎手。
今回が休み明け3戦目となるリッカルド(セ8、船橋・佐藤裕太厩舎)は、昨年のマイルグランプリ以来の1600m戦となる。前走の帝王賞では8着となったものの、走破タイム2分6秒2は、昨年大井記念を制した時と同じで、調子はキープできているだろう。引き続き矢野貴之騎手とのコンビで久々の重賞タイトル奪取となるか。
他には、4頭出しを敢行する荒山厩舎から、前走の湘南ひらつかOPを7馬身差で逃げ切ったロイヤルパンプ(牡7)や、大井1600mの舞台で連勝を狙うモンスターキング(セ6)らも出走する。