英国のトップ騎手、S.デスーザが落馬負傷で戦列離脱

2019年08月26日 11:30

 イギリスのトップ騎手シルヴェスター・デスーザ(38歳)が、23日にチェルムスフォード競馬場で行われた開催で落馬。鎖骨や背骨を折る重傷を負い、戦列を離れることになった。

 この日の第4競走に組まれたハンデ戦(AW10F)で、デスーザはサイモン・クリスフォード厩舎のアルナディーア(セン3、父ノーブルミッション)に騎乗。好位でレースを進め、先頭グループで最終コーナーを廻ったが、その際に内にいたミケルストロゴフ(セン6、父アクラーム)が外に膨れてアルナディーアを押圧。外にいたレットリップ(セン5、父リップヴァンウィンクル)との間に挟まれる形となったアルナディーアは進路を失い転倒。地面に投げだされたデスーザは、近在の病院に搬送され、複数の骨折を負っていることが判明したものだ。休養期間がどれくらいの長さになるかは、現段階では未定だ。

 また。着順に変更はなかったものの、2着となったミケルストロゴフのテオドレ・ラッド騎手には、10日間の騎乗停止処分が通達されている。

 シルヴェスター・デスーザは、ブラジル出身。祖国でデビューしたのち、2006年から拠点を英国に移し、2015年、2017年、2018年の3度にわたって、英国でリーディングジョッキーの座についている。

(文:合田直弘)

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