現地時間30日、米・サンタアニタ競馬場で行われたイエローリボンS(3歳上、米G1・芝10f)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気ウェイトアホワイル Wait a While(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)が2番手追走から直線早め先頭に立つと、5番人気ダンシングエディー Dancing Edieに4.1/2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分59秒52(良)。さらにクビ差の3着には2番人気スリーディグリーズ Three Degreesが入った。
勝ったウェイトアホワイルは、父Maria's Mon、母Flirtatious(その父A.P. Indy)という血統の米国産馬。05年8月にデビューし、2戦目で初勝利。今年2月のダヴォナデールS(米G2)で重賞初制覇を果たし、アシュランドS(米G1)2着、ケンタッキーオークス(米G1)3着とG1でも好走を続ける。サンズポイントS(米G3)を制して臨んだアメリカンオークス(米G1)では、日本から遠征してきたアサヒライジング(牝3、美浦・古賀慎明厩舎)を破り優勝。前走のレイクプラシッドS(米G3)も制し、今回の勝利で連勝を4に伸ばした。通算成績12戦7勝(重賞5勝)。