「全国のファンに投票して欲しい」と語る小堺翔太さん
史上初。浦和競馬場で開催されるJBC2019が、2カ月先に迫ってきました。そこで、JBC浦和のナビゲーターであり、グリーンチャンネルで「中央競馬全レース中継」「アタック!地方競馬」の司会を務めるなど、中央・地方を問わず競馬に精通している小堺翔太キャスターに、9月2日から運用が開始された浦和競馬場の新スタンドでJBC浦和の魅力、そして本日から特設サイトが公開されるJBC2019地方競馬ファン投票について語っていただいた。
【僕にとっての浦和競馬場は“キラキラした場所”】
競馬のお仕事を始める前から中央、地方を問わず競馬は大好きで、学生時代から競馬場にいることが多かったですね。とくに浦和競馬場には思い出がたくさんあって、一番の思い出がクリスマスイヴを毎年ここで過ごしていたことですね。
毎年12月24日は、浦和競馬の開催日だったんです。「クリスマスは有馬記念だったよ」という“リア充”もあるんでしょうけど(そのあと恋人と過ごしていそうだし…)僕のように“クリスマスを浦和競馬場で過ごす人”が本当の馬バカというか…馬好きにとっては“真のリア充”なんですけどね(笑)
恋愛から縁遠い人…って一般的には自慢することではないですけど、それだけ僕にとっての浦和競馬場は“キラキラした場所”だったんです。パドックやコースを見てもわかるように、とにかく浦和競馬場は人と馬の距離が近いのが魅力。間近でスターホース、スタージョッキーが回っているところを体感してほしいと思います。
「アタック!地方競馬」を担当させていただいて、改めて感じた事があります。それは毎週これだけ重賞レースがあって、各地にスターがいるということ。これは、地方競馬全体の魅力のひとつだと思います。競馬ファン歴は長くて、地方競馬の魅力にも触れてきたつもりだったんですが、番組を担当しながら全国に視野を広げると、まだまだ知らないレースや個性的な人や馬が沢山いるんだと気づかせてもらっているんです。
そういった意味で、地方競馬ファン投票は面白い企画だと思います。自分の知らなかった馬、知っていたけど「こんなに人気があるんだ」ってことを、地元の競馬ファンの方々に投票という形で教えてもらいたいですね。そして、その雄姿を浦和競馬場で見ることができれば…、私が知っている浦和競馬場のなかでも、11月4日が一番“キラキラした場所”になることは間違いないと思います。
■小堺翔太さんプロフィール
1986年、東京生まれ。大学在学中よりアナウンサーを志し、各種情報番組に出演。その後、徐々に幅を広げ、現在は趣味の競馬を生かし、グリーンチャンネルで「中央競馬全レース中継」(日曜前半)や「アタック!地方競馬」の司会などを担当。競馬関連はもちろん、NHKやバラエティなどジャンルを問わず活躍している。父はタレントの小堺一機。