オープン戦を連勝中のヤマノファイトは報知オールスターC以来の重賞勝利を狙う(撮影:高橋正和)
9/18(水)に大井競馬場で行われる第56回東京記念。伝統ある長距離重賞で、今年は2連勝中のマルカンセンサー、ヤマノファイトを中心に15頭がゲートに揃った。主な出走馬は以下の通り。
■9/18(水) 東京記念(3歳上・SI・大井ダ2400m)
マルカンセンサー(牝4、大井・高野毅厩舎)は紅一点の大井生え抜き馬で、今年に入り素質が開花。1月のTCK女王盃で2着、また4月の休養明けから5戦4勝と快進撃を続けている。2400mという距離は未知数だが、牡馬を撃破し重賞初制覇を果たすことができるか。
ヤマノファイト(牡4、船橋・矢野義幸厩舎)は重賞を6勝しておりここなら実績上位。この馬にとっても距離が課題となるが、短夜賞(船橋)、文月オープン(川崎)とオープン戦を連勝してきており態勢は盤石。1月の報知オールスターC(川崎)以来の重賞勝利なるか注目したい。
サブノクロヒョウ(牡6、大井・阪本一栄厩舎)は前走の東京記念トライアルで好位からしぶとく脚を伸ばし、17年の東京記念以来、約2年ぶりの勝利を挙げた。戦績から分かる通り大井の長丁場は得意条件。ここでも侮れない存在だ。
センチュリオン(牡7、浦和・小久保智厩舎)は前走スパーキングサマーC(川崎)で1番人気を裏切り5着も、距離が短すぎたか。移籍後は大井記念で2着するなど2000mでは大崩れしておらず、また過去に白山大賞典(金沢)など2000m以上の重賞での好走歴もあることから、今回の条件に変わるのはプラスだろう。巻き返しなるか注目。
他にも、トライアル2着のストライクイーグル(牡6、大井・藤田輝信厩舎)、同3着のスギノグローアップ(牡6、大井・福永敏厩舎)、移籍初戦の前走オーガスト賞(A2)で3着のピアシングステア(牡7、大井・鷹見浩厩舎)、スパーキングサマーCを逃げて3着したシュテルングランツ(牡8、浦和・小久保智厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は20時10分。
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