アルゼンチン共和国杯には今年の目黒記念を勝利したルックトゥワイスなどが出走(撮影:下野雄規)
11/3(日)は東京・京都・福島の3場開催。天気は東京と京都が曇り、福島が晴れ時々曇りの予報となっている。
■中長距離路線の出世レース・アルゼンチン共和国杯
東京11Rは芝2500mのアルゼンチン共和国杯(GII)。ここ5年の勝ち馬の中で3頭が後にGIホースとなっている。同条件の目黒記念を勝利したルックトゥワイス、障害王者オジュウチョウサン、JRA移籍初戦のハッピーグリン、六社Sを勝ってオープン入りしたアフリカンゴールドなどが出走する。
■好メンバー集結のみやこS
京都11Rはダート1800mのみやこS(GIII)。12月のチャンピオンズC(GI)を占う上でも重要な一戦となる。7連勝で今年のフェブラリーSを制したインティ、昨年のチャンピオンズC2着のウェスタールンド、名鉄杯を日本レコードで制したスマハマ、ユニコーンSの覇者ワイドファラオら、好メンバーがフルゲートに揃った。
■米・BCスプリントにマテラスカイが参戦
米・サンタアニタパーク競馬場のダート1200mで行われれるブリーダーズCスプリントに日本のマテラスカイが武豊騎手騎乗で参戦。海外遠征は今年のドバイゴールデンシャヒーン(2着)以来となる。今夏までG1・2つを含む7連勝をマークしたミトーリらがライバル。発走は日本時間6時36分を予定。
■米・BCクラシックにヨシダが出走
日本産のハーツクライ産駒ヨシダが参戦するブリーダーズCクラシックにも注目。ヨシダの他に今年G1を中心に6戦して連対率100%のマッキンジーらが出走し11頭立てで行われるが、人気が割れており混戦模様の一戦。発走は日本時間9時44分を予定。
■東京4Rの新馬戦はサトノフウジンに注目
東京4Rは芝1600mの新馬戦。全兄にギベオンがいるディープインパクト産駒の牡馬サトノフウジンがデビューを飾る。セレクトセールにて2億1600万円で取引された注目馬で、デビューを1週延ばし気配は上向き。石橋脩騎手を背に初戦勝利なるか。
■東京5Rの新馬戦はスカイグルーヴに注目
東京5Rは芝2000mの新馬戦。JRA・5勝で重賞でも好走したアドマイヤセプターを母に持つエピファネイア産駒の牝馬スカイグルーヴがデビュー。23日には2勝クラス馬と併入するなど、順調に調整され好仕上がり。
■京都6Rの新馬戦はワンダーカタリナに注目
京都6Rは芝1400mの新馬戦。2001年のファルコンS優勝馬ルスナイクリスティを母に持つキズナ産駒の牡馬ワンダーカタリナに注目したい。坂路で追い切られ、4F51秒台と水準以上の時計をマークしている。藤岡康太騎手とのコンビでデビュー勝ちを目指す。
■福島9R・きんもくせい特別にココロノトウダイなど
福島9Rは芝1800mの2歳1勝クラス、きんもくせい特別。 フェアリーポルカの半弟ココロノトウダイ、デビュー2連勝を狙うエバービクトリアス、ブライティアランドなど7頭立ての少頭数となった。
■盛岡ではイーハトーブマイル
盛岡競馬場では18時10分にダート1600mのイーハトーブマイルが行われる。今年から実施時期が9月から11月に変更され準重賞から重賞へ再昇格を果たした3歳限定戦で、岩手2冠馬パンプキンズ、不来方賞を制したヤマショウブラック、やまびこ賞を圧勝したグレートアラカー、中央から転入してから無傷4連勝中のジェイケイブラックら好メンバーが集まった。