21日、東京競馬場で行われたいちょうS(2歳OP、芝1600m)は、後方からレースを進めた後藤浩輝騎手騎乗の2番人気マイネルシーガル(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が、先に抜け出した3番人気エイシンイチモンジをクビ差交わし差し切った。さらに1/2馬身差の3着に、馬群を割って伸びてきた4番人気マイネシャリマー。1番人気のプラテアードは7着に敗れた。勝ちタイムは1分35秒9(良)。
勝ったマイネルシーガルは、父が新種牡馬ゼンノエルシド、母エイシンアイノウタ(その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に今年のフィリーズレビュー(GII)で3着だったエイシンアモーレ(牝3、栗東・瀬戸口勉厩舎、父エイシンワシントン)がいる。04年北海道市場オータムセール当歳にて610万円で落札されていた。10月8日の新馬戦(東京・芝1400m)で、ゼンノエルシド産駒として初の勝利を収めていた。通算成績2戦2勝。