22日、京都競馬場で行われたかえで賞(2歳500万下、芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気カノヤザクラ(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好位追走から直線馬群を割って伸びてきた3番人気ゼットカークをの叩き合いをクビ差抑えた。さらに1.3/4馬身差の3着に逃げた2番人気アドマイヤプルート。勝ちタイムは1分20秒8(良)。
勝ったカノヤザクラは、父サクラバクシンオー、母ウッドマンズシック(その父Woodman)という血統。半姉に02年セントウルS(GIII)2着のパイアン(父Cozzene)がいる。前走、10月1日の新馬戦(中京・芝1200m)を5馬身差で圧勝していた。通算成績2戦2勝。
勝ちタイムの1分20秒8は、95年に同コースでイブキパーシヴが出した1分21秒4だけでなく、02年の阪神でゴールデンキャストが出した1分21秒1を0.3秒破る2歳芝1400mの日本レコード。ちなみに、上記2頭ともカノヤザクラと同じ橋口厩舎だった。なお、古馬も含めた芝1400mの日本レコードは、02年7月の新潟でマグナーテンが出した1分19秒0。