中山9Rの呉竹賞は武豊騎手騎乗の4番人気セランが勝利(撮影:下野雄規)
25日、中山競馬場で行われた呉竹賞(3歳・1勝クラス・ダ1800m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の4番人気セラン(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、好位から差を詰めた3番人気ピオノノ(牡3、美浦・奥村武厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分54秒5(良)。
さらに2馬身差の3着に6番人気シアトルテソーロ(牡3、美浦・栗田徹厩舎)が入った。なお、2番人気コバルトウィング(牡3、美浦・萩原清厩舎)は5着、1番人気ショウナンマリオ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)は6着に終わった。
勝ったセランは、父Uncle Mo、母Tiz Miz Sue、その父Tiznowという血統の米国産馬。カトレア賞(1勝クラス)12着から巻き返し、昨年7月の新馬戦以来となる2勝目を挙げた。