BCクラシック、インヴァソールが4連勝で頂点に

2006年11月05日 09:30

 現地時間4日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたBCクラシック(3歳上、米G1・ダート10f)は13頭立てで行われ、F.ハラ騎手騎乗の3番人気インヴァソール Invasor(牡4、米・K.マクラフリン厩舎)が、中団追走から徐々に進出し、早め先頭から逃げ込みを図る圧倒的1番人気(単勝2.1倍)バーナーディニ Bernardiniを直線半ばで捕らえ、1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分02秒18(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には10番人気プレミアムタップ Premium Tapが入った。また、初のダート戦となったジョージワシントン George Washingtonは6着、5連勝中だったラヴァマン Lava Manは7着、デビッドジュニア David Juniorは最後の直線で競走を中止している。

 勝ったインヴァソールは父Candy Stripes、母Quendom(その父Interprete)という血統のアルゼンチン産馬。05年2月にウルグアイでデビューし、5戦無敗で3冠を達成した。05年12月に北米に移籍。日本からフラムドパシオンが出走(3着)した移籍初戦のUAEダービー(首G2)こそ4着に敗れたものの、続くピムリコスペシャルH、サバーバンH、ホイットニーH(いずれも米G1)と連勝していた。通算成績10戦9勝(重賞8勝、うちG1・7勝)。なお、南米産馬によるこのレースでの優勝は史上初の快挙となる。

 なお、同馬は25日に東京競馬場で行われるジャパンCダート(GI)に選出されており、出走すれば日本では初のBCクラシック馬のお目見えとなる。

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