【フェブラリーS予想】 今年の攻略ポイントは“6歳馬”と“コース実績”! 手薄な4歳、5歳馬勢の取捨選択が馬券的中への分かれ道!?/JRAレース展望

2020年02月21日 19:33

人気を背負う6歳馬の一角サンライズノヴァ。東京コースでの実績も申し分なく、今年のメンバーを鑑みればチャンスは十分だ(撮影:高橋正和)

 フェブラリーSは4歳、5歳が有利なレースです。東京ダート1600mのトップスピードの速さが生きる舞台で、年齢を重ねるとスピードの対応が難しくなります。パワーや器用さでカバーできる地方交流重賞で勝てていても、東京ダート1600mで行われるダート界最高峰レースでは、スピード対応を他の適性でカバーしきれず、勝つことが難しくなっています。

 ただ、今年は例年と違います。出走してきたら大将格になるであろうクリソベリルやルヴァンスレーヴ、マイルが距離不足で使わないオメガパフュームやチュウワウィザードが不在。東海Sを勝ったエアアルマスまで故障で出走できず。直近の東京ダート重賞は、武蔵野Sを7歳(レース時6歳)、根岸Sを6歳に勝たれています。今年は人気的に4歳、5歳の大将格が、19年プロキオンS1着、19年南部杯2着の実績があるアルクトス(netkeiba想定4番人気)という状態。例年と比べて4歳、5歳が手薄なのは明らかです。

 過去10年では4歳3勝、5歳5勝、6歳2勝。今年より4歳、5歳が手薄と思えるのは、初ダートのグランプリボス(6番人気)が大将格になってしまっていた12年くらいです。この手薄さから、今年の勝ち馬は例年から繰り上がって“6歳”から出る可能性が高いと考えています。その点で、3頭しかいない6歳馬3頭が、想定で1〜3番人気になっていることは納得です。

 あと重要なのが、「東京ダート1600m実績」。過去10年で勝った6歳馬(ノンコノユメ、テスタマッタ)は、どちらも4歳時にフェブラリーSで2着しており、さらにノンコノユメにはユニコーンS、武蔵野S勝ちなどの実績がありました。その点を考慮すると、傾向からはインティ、そしてサンライズノヴァが有力候補となります(モズアスコットの芝実績をどう扱うべきか?はありますが)。

 ただし注意したいのが、6歳以上での上位独占は、過去10年で1回だけ(12年)という点。基本は4歳、5歳が有利ということからも、想定人気上位の6歳馬3頭での決着の可能性は低い。馬券圏内までと考えると、年齢は気にせずに東京実績馬を優先したいです。馬券的には、この選択が重要になってきそうです。

 スピード対応の年齢的傾向、各馬の適性、枠順などを考慮して最終的な結論をまとめていきます。上位人気馬が勝ったとしても、相手の結果次第で十分高配当が期待できるレースと考えているので、ウマい馬券の最終結論に注目してください。
(文=nige)

ウマい馬券では、今すぐ使える500ポイントを期間限定でもれなくプレゼントしています。またフェブラリーS企画として、“インティの連覇の可能性”に着目し、「血統」「変わり身」「気候」から導き出したプロの視点を公開中! 予想の参考にぜひ!

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。