【フェブラリーS予想】 紛れの少ない東京コースでも波乱の可能性は十分! 前走の変わり身に注目したまゆゆの本命は?/JRAレース展望

2020年02月22日 18:33

岩手競馬の元騎手・鈴木麻優さんはインティに注目。これまでフェブラリーSの連覇はコパノリッキーのみだけに、史上2頭目の達成なるか(撮影:下野雄規)

 皆さん、こんにちは! 鈴木麻優です。今週は早くも、今年初のGIフェブラリーSが行われますね! 初のダート戦となった前走の根岸Sで大きく出遅れたにもかかわらず、終い一気の脚で差し切ったモズアスコットや、安定した決め手を持ち、スローペースだった東海Sでも最速の脚で追い込んで2着に食い込んだヴェンジェンス、有力な地方馬が多数参戦し、メンバーを見る限りでは混戦模様ですね。

 舞台となる東京ダート1600mは芝コースからのスタートになっており、スタートしてから3コーナーまで距離があるので勢いをつけやすく、各馬が自分の取りたい位置が取りやすいコースです。ただし、勢いを生かしながら最後は急坂のある直線を駆け上がるため、息を入れるのが難しく、紛れの少ない東京コースのなかでは珍しく、荒れやすいコースになっていますから注意が必要です。

 そこで、私が本命視しているのはインティです。東海Sでは持ち前の先行力を生かしての競馬ではなく、控えての競馬。それに加え、トップハンデの58キロを背負い、さらに手前を変えていないなかで0.2秒差の3着。

 不利な条件が重なったなかでこれだけのパフォーマンスができるのは、やはりインティの持つ能力の高さに他なりません。今回のメンバーならマークするべき先行馬がいないぶん、余裕をもって前目の位置に付けられるでしょうし、リピーターが多いレースですから、昨年の覇者のこの子に期待します。
(文=鈴木麻優)

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