【阪神大賞典】ハーツクライ産駒は人気薄でも侮れない/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年03月21日 16:10

阪神大賞典 過去10年

 22日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがステイゴールドとハーツクライ。次点で3回のディープインパクトが続き、2回がヤマニンセラフィムとなっている。

 ハーツクライ産駒は「2-4-0-6」。16年シュヴァルグラン、12年ギュスターヴクライ、と2頭の勝ち馬を出すにとどまらず、産駒出走機会のあった7回のうち6回は連対馬を送り出している。昨年も6人気のカフジプリンスが2着と善戦しており、上位人気馬が少ないなかでの健闘が目立つ、今年はタイセイトレイル、レノヴァールの2頭が出走予定。

 ディープインパクト産駒は「1-1-1-3」。17年にサトノダイヤモンドが勝ち馬となっているほか、15年には牝馬のデニムアンドルビーが7人気の低評価を覆して2着に好走。また、馬券圏外に敗れた3頭はいずれも4着で入選していたことも覚えておきたい。今年はトーセンカンビーナ、ボスジラ、メイショウテンゲンの3頭が出走予定。

 キングカメハメハ産駒は「0-0-0-6」。過去に1・2人気の支持を得ていた馬はいないものの、17年レーヴミストラル(4人気9着)、15年ラブリーデイ(3人気6着)、15年スズカデヴィアス(4人気8着)、14年ヒットザターゲット(4人気5着)と上位人気馬の着順が人気を下回る点は少々気がかりだ。今年はユーキャンスマイルが出走予定。

 ルーラーシップ産駒は「0-0-0-1」。一昨年、同産駒として初出走となったムイトオブリガードは5人気8着。キングカメハメハの直仔なだけに素直に評価しづらい部分はあるが、父系をKingmambo系で括れば10年1着トウカイトリック(父エルコンドルパサー)、11年2着コスモメドウ(父キングズベスト)と好走例はある。今年はキセキ、ムイトオブリガードの2頭が出走予定。

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