14日、船橋競馬場で行われたガーナ共和国盃(3歳上、A2以下・ダート1600m)は11頭立てで行われ、的場文男騎手騎乗の3番人気リンカーンスター(牡6、大井・久保田信之厩舎)が道中後方追走から直線内をついて伸び、圧倒的1番人気(単勝1.5倍)のシャイニールックに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分41秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着には6番人気マクロプロトンが入った。また、昨年12月の東京2歳優駿牝馬(南関東G1)優勝以来、約10か月半ぶりの出走となった5番人気ダガーズアラベスクは、スタート直後から先手を奪ったものの3角前で失速、勝ち馬から5.7秒差をつけられての最下位に敗れた。
勝ったリンカーンスターは父カコイーシーズ、母ホープジュエリー(その父スマコバクリーク)という血統。02年に川崎・内田勝義厩舎からデビューし、今年初戦より現厩舎へ移籍。重賞初出走だった前々走の埼玉新聞杯(南関東G3)は4着、前走の良月特別は2着だった。通算成績54戦11勝。
なお同レースは、4位に入線した7番人気ステルステクニックが、進路妨害のため6着に降着となり、2番人気グリンセレブは繰り上がりの4着、4番人気グッドストーンは同5着となった。