【アーリントンC血統データ分析】今年も産駒初出走の種牡馬に注目が集まる

2020年04月15日 19:02

アーリントンC 血統データ

 18日に阪神競馬場で行われるアーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、2月下旬に開催されていた2010〜2017年もデータの集計対象とした。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがキングカメハメハ、ダイワメジャー、アグネスタキオン、2回でハーツクライ、ディープインパクト、マツリダゴッホが続く。なお、過去10年はいずれも異なる種牡馬の産駒が勝利している。

 キングカメハメハ産駒は「1-1-1-4」。10年にコスモセンサーが勝ち馬となるほか、施行時期が変更されてからも18年にレッドヴェイロンが3着に好走。1・2人気の支持を集めていた馬はおらず、単・複ともにプラス収支を記録していることには留意したい。今年はジュンライトボルトが出走予定(同産駒のコース成績は「31-29-36-282」勝率8.2%・複勝率25.4%)。

 ルーラーシップ産駒は「0-0-0-2」。3着以内に好走例こそないものの、昨年はニシノカツナリが勝ち馬とタイム差なく4着に入線していた。今年は同コースで行われた朝日杯フューチュリティS・3着の実績を持つグランレイが出走予定(同産駒のコース成績は「2-13-8-69」勝率2.2%・複勝率25.0%)。

 初出走となるタートルボウル産駒はタイセイビジョンが上位人気と目される。出走馬の中で唯一のJRA重賞勝ち馬でもあり、朝日杯フューチュリティS・2着の実績も威張れるだろう(同産駒のコース成績は「1-2-1-12」勝率6.3%・複勝率25.0%)。

 オルフェーヴル産駒は「0-0-0-1」。昨年、産駒として初出走したジャミールフエルテ(10人気13着)が唯一の出走例。今年は姉兄が実績馬、近親にマイニングがいる血統馬のギルデッドミラーに注目が集まる(同産駒のコース成績は「5-3-5-38」勝率9.8%・複勝率25.5%)。

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