18日、京都競馬場で行われたもちの木賞(2歳500万下、ダート1400m)は、武豊騎手騎乗の3番人気クィーンオブキネマ(牝2、栗東・領家政蔵厩舎)が先手をとると、直線でも脚色は衰えず、2番人気コンゴウダイオーに2馬身差をつけ逃げ切った。1馬身差の3着には5番人気ブループレミアム。勝ちタイムは1分25秒1(良)。1番人気ショウナンアクトは5着に終わった。
クィーンオブキネマは父タイキシャトル、母シネマライフ(その父マルゼンスキー)という血統。半兄に現6勝のマサアンビション(牡7、栗東・増本豊厩舎、父ウォーニング)がいる。10月15日の2歳新馬(京都・芝1400m)は6着と敗れたが、10月28日の2歳未勝利(京都・ダート1200m)では3番手から抜け出し、2着に6馬身差をつけ圧勝していた。通算成績3戦2勝。タイキシャトル産駒としては現2歳初のオープン馬となった。